長野に癒しを求めて
3月末に長野へ行った。
その少し前に色々あり参っていたので、とにかく癒しを求めていた。
そこで山の奥にあり静かで、そしてパワースポットとしても人気のある戸隠神社を目指しつつ長野をうろうろすることにした。
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戸隠神社は奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社からなる神社で、
このときはそのうちの一番麓に近い宝光社、そしてそこに近い中社に参拝した。
戸隠神社で最も有名な奥社にも大鳥居までは行ったが、参道に雪が積もっていたので残念ながら途中で断念した。
■戸隠神社 宝光社
到着するとまず274段の階段に圧倒された。
階段の下に立って見上げると「今からこれを登るのか…」と少し考えてしまうレベル。
普段の運動不足がたたってかなりきつかったが、途中で休みながらもなんとか登り切った。
(このためか数日筋肉痛で苦しんだ)
そしてその先にあるのがこの社殿。
華美な装飾はないのにとても美しく、しばらくずっと眺めていた。
帰りにあの階段を下るのはさすがに怖かったので緩やかな女坂で。
■戸隠神社 中社
中社にも少し長めの階段があったがそこは雪のためか封鎖されていた。
社殿のあるすぐそばに駐車場があり、そこに車を置けたので楽だった。
そのためか人も多く、賑わっていた。
境内には樹齢800年を超えるご神木があった。
「でかい…すごい…」という感想しかでてこなかった。
幹の太さや、その背の大きさ、根元がはがれていたり苔が生えていたり。
このご神木が過ごした800年という年月の長さを想像させた。
奥社は雪で無理だったので
そこにあった看板だけ…
そういえばお昼は蕎麦だった。
大久保西の茶屋の精進そばのセットを食べた。
ふきのとうの天ぷらがほろ苦くておいしかった。
これは途中気になった方々。
なんか老舗風の料理屋の駐車場?の横らへんにいらした。
周りに説明的なものがなく謎。
そしてお地蔵さん?の顔がそれぞれ赤と白に塗られているのも謎。
でもなんだか、近所の人たちに大切にされてるんだなあ…と感じた。
■善光寺へ
ついでなので善光寺にも寄ることに。
前ににこの近くの会場で人体の不思議展を見たときに寄ったことがあったけど、結構昔ことだったので新鮮な気持ちだった。
着いた頃には夕方だったので参道の店は半分以上しまっていた。
また社殿の中にもギリギリで入ることができず…。
お戒壇巡りができれば良いな〜と思ってたんだけど、残念。
でも中に入らなくても結構楽しめた。
参道にいた六地蔵も大きくて驚いた。
手前の地獄界のお地蔵さまはの片足が出ているのは、いつでも民衆を救いに飛び出せるようにという気持ちが表れたものと知って面白かった。
参道にいた「念ずれば花ひらく」というお地蔵さまは、たまにお寺とかにあるので気になっていた。
その言葉が気になって調べてみると、
坂本真民という方の詩の一節だと分かった。
なんだか静かで優しい言葉だな…。
この時は短い時間で色々と巡ったので大変だったけど、自然や静かな神社の作り出す空間に癒された。