富士山東口本宮 冨士浅間神社
富士山の周りには浅間神社が多く存在する。
また交通の関係で富士山まで来れない人々が富士講を結成して浅間神社の勧請を行い、浅間神社は日本中にも広まっていった。
そういった富士信仰の歴史を感じる場所に行く度に、日本人の富士山への信仰の厚さを感じて面白い。
駐車場からすぐのところにさっそく富士講講碑群がある。
色んな講社ごとに富士山に何度登ったかという碑が目立った。
境内には廿六夜供養塔が。
以前このブログでも少し触れた月待行事の碑だ。
富士登山をした人のブログにも、登山道にこの廿六夜供養塔があったと書いてあった。
境内は緑がたくさんあってさわやか~。
これは祖霊社。
随神門。
富士山神輿が納められている。
門の両側には富士塚の狛犬が溶岩のようなものに自由な感じで配置されていた。
なんというかドラマチック。
昭和初期に山三元講より寄進されたもの。
富士塚を模した岩場の上に「獅子はわが子を千尋の谷に突き落とす」という、「獅子の子落とし」の諺を倣った親子の狛犬が3匹いる。
他に類を見ない極めて珍しい狛犬である。出典 冨士浅間神社ホームページ
http://www.higashiguchi-fujisengenjinja.or.jp/guide/index.html
神馬舎。
亀石。亀にそっくり!
社殿は本殿・幣殿・拝殿が一体となっている権現造とのこと。
現在の社殿は富士山の宝永の噴火のあとに再建された当時の遺構を修復・修繕しながら保っている。
大きい木のたもとくらいに胎内浅間大・・・という碑?が。
謎。