山梨の首地蔵を巡る
はじめに首地蔵と出会ったのは山梨市の道端で、道路にはみ出る巨大な石仏は静かな田舎町に異様な空気感を与えているように思えた。
昔土砂崩れで岩の下敷きになり亡くなった母娘の力を鎮めるため、旅の僧が頭をくっつけたらしいがなかなか衝撃的な見た目だ。
近くの民家の奥に神社の門を見つけたが奥に続く階段が恐ろしかったので次にまたトライしたい。
他にも山梨県内にはこういった岩の上に首が乗っているスタイルのお地蔵さんたちがいくつかあるとのことでネットの情報を頼りに巡ってみた。みなそれぞれ不思議な魅力を放っていて面白かった。
上左:塩沢寺 上中:瑞泉寺 上右:青松院
下左:保雲寺 下中:東光寺の道端 下右:山梨市の道端
個人的には瑞泉寺の大きな顔が微笑んでいるようなお地蔵さんが好きだった。ひきとり地蔵と呼ばれていて、人々の苦労などをひきとってくれるお地蔵さんということだ。
隣にたててある歌の看板みたいなやつが面白くてお寺自体もすごく良い雰囲気で良かった。
気が向けばひとつひとつのお地蔵さんについてまた改めて書きたい。