埼玉県吉見町 安楽寺、八丁湖公園
埼玉県比企郡吉見町を探索した。
吉見百穴は依然訪れたことがあるので今回は別のところへ。
とりあえずお昼時だったのでこのあたりで有名な川幅うどん屋さんを探して車を走らせていた。
目星をつけていたお店は日曜ということもあり店の外まで行列…
結局この日、川幅うどんはあきらめた。
そんなことをしているときに安楽寺という看板を見つけたので行ってみることに。
まず駐車場の隅に置いてあるこの観音様に少しビビる…
お札には「参拝 百地蔵尊二世安楽ノ為也」と書かれていた。
参拝した人が貼って行くのだろうか?
参道を少し上ると門が見えてくる。
小さくて見づらいがこの仁王門、そしてそこにいる仁王像、
境内にある本堂や三重塔は県指定の文化財に指定されている。
この本堂に近づくと、
赤ちゃんの前掛けに子供に関する願いがたくさん収められていた。
子授け、子宝祈願としても有名らしい。
そして三重塔。
今から約350年前に再建されたという。
岩殿山安楽寺は吉見観音と呼ばれ古くから親しまれてきたという。
非常に歴史を感じる空間だった。
家に帰ってから調べてみると、この安楽寺はよろずのことが叶う寺としてメディアでも取り上げられているとしって驚いた。
次に近くにあった八丁湖公園に。
夕方で曇っていたこともあり、なんだか怪しげな雰囲気に感じた。
全体的にうっそうとしていたが割と人が散歩していたので驚いた。
湖を一周できる1.6kmのウォーキングコースを歩いてみることにした。
その途中途中でたくさんの野良猫に出会った。
みんな人間に気負いすることなくじっとそこにいた。
半分くらい歩いたところに黒岩横穴墓群というものを発見。
吉見百穴のような穴が崖にたくさん空いていた。
表に見えるのは十数基だが、看板によると五百以上がまだ埋まっているらしい。
そして吉見百穴よりも大規模である可能性が高く、良好に保たれているという。
こういった形で遺体が埋葬されていたのを想像すると、なんだかすごく変な感じだなあと思った。
遊歩道の少し奥まったところに鳥の雛がはぐれていた。
このままだと猫にやられてしまうだろうかと思ったけど、一度人間のにおいがついてしまうと親鳥はその雛を見捨ててしまうと聞いたことがあったのでそのままにした。
元気に飛べるようになればいいのになあ。